文部科学省から、生徒指導提要改訂版が出ました。
【学校教育の目的は、「人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成」(教育基本法第1条)を期すること であり、また、「個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自 律の精神を養う」(同法第2条第2号)】
以前、学校はどんな対応するのか問い合わせたら「まだ(案)ですよね」と相手にされなかった。
デジタル版で出ていますが、校則の項目で素敵に思う部分(104/300 の101ページ辺り)を抜き出します。
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・校則に基づく指導を行うに当たっては、 校則を守らせることばかりにこだわることなく、何のために設けたきまりであるのか、 教職員がその背景や理由についても理解
・児童生徒がそれぞれのきまりの意 義を理解し、主体的に校則を遵守するようになるために、 制定した背景等についても示す
・校則を制定してから一定の期間が経過し、その意義を適切に説明できないような校則については、 改めて学校の教育目的に照ら して適切な内容か、現状に合う内容に変更する必要がないか、 また、本当に必要なものか、 絶えず見直しを行うことが求められます。
・校則によって、教育的意義に照らして も不要に行動が制限されるなど、 マイナスの影響を受けている児童生徒がいないか、いる 場合にはどのような点に配慮が必要であるか、検証・ 見直しを図ることも重要
・見直しに当たっては、児童会・ 生徒会や保護者会といった場において、 校則について確認したり議論したりする機会を設けるなど、 絶えず積極的に見直しを行っていくこと
・校則を策定したり、 見直したりする場合にどのような手続きを踏むことになるのか、 その過程についても示しておく
・校則を見直す際に児童生徒が主体的に 参加し意見表明することは、 学校のルールを無批判に受け入れるのではなく、自身がその 根拠や影響を考え、 身近な課題を自ら解決するといった教育的意義を有する
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学校にもお願いメールした。
先生方はお忙しいとは思いますが、児童の権利の条約と共に、ぜひ身に染み込ませて行動してほしい。
以前みたいに、生徒議会に出しても「時期がない」「取り上げられない事もある」とせず誠実に対応してくれるはず。
今までは学校に聞くと「やるかどうかは学校が決める事、強制じゃない」、教育委員会に聞くと「指導している。各学校が決める事」とたらい回しだった。これからは、学校判断で「児童にとって最も良い事を第一に」始めてね。