最後の一年 〜学校へのお願いメール
今年で中三。卒業すれば中学校の校則なんてどうでも良い事です。
本当は大人の私にとってどうでもよかったのに、学生の頃の自分が黙っていられなかった。次の中学生のために、自分のために。
一年ぶりに、学校に以下のようなお願いのメールをしました。
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一年生の時より、 様々な相談をさせて頂きありがとうございました。
二年生の年度より少し校則が変更されました。今年度も、 より良くなるように願っています。
もう今年度の校則変更としては遅いのでしょうが、 校則に乗ってないが校則のような「きまり」もあるようですし、 年度途中で校則変更してはいけない事もないでしょう。 中三生はこの一年で、全ての中学生活が終わりです。
学校に対してお願いがあります。
・髪型について
ハーフアップを認めてください。
以前、ハーフアップは意味がないといわれました。
肩にかからない長さの髪で、横や前の髪をゴムでまとめる事です。 ヘアピンだけでは落ちてきます。
ハーフアップでまとめると、しっかり留まりすっきりします。 授業にも集中しやすいですし、 ヘアピンの様に落ちてきたり危なくもないです。
髪を長くした事がないと判り辛いと思いますが、 当事者の希望を聞いて頂きたいです。
「後ろの席の人が前を見辛くなる。噴水みたいになるからダメ」 とも言われましたが、どんな校則も、 常識をはずれたらその時注意すれば良いのではないでしょうか?
ハーフアップが認められないというのであれば、色・ 型の指定をして、肩にかからない長さの髪型の人へ、 ヘアバンドを使用させて下さい。
ヘアバンドは短めの前髪を上げる事もできて、視力を妨げません。
部活では使用できると聞いています。
以前に「ヘアバンドをしている社会人は見た事がないからダメ」 と言われましたが、様々な人がいるのが社会です。
もちろん、どちらも認めて頂けると最善です。
・図書室利用について
図書室を毎日利用できる様にして下さい。
現在、 図書室は人手が足りないからと週3日しか開いていないと聞いてい ます。
司書の方が来る水曜は、放課後利用出来るようになりましたが、 行事や祝日で利用出来ない事もあります。 3月は1日だけしか利用できませんでした。
図書室は、憩いの場で逃げ場で、 出会いと交流の生まれる大事な場所です。
・部活について
文化部を増やしてほしい
吹奏楽部はさておき、茶道部と美術部はほとんど活動もなく「 サボり部」などと言われています。文化部の選択肢が少ないので、 やる気がない人がとりあえず入り、活動も少ないので、 さらにやる気がなくなるようです。 部費もほとんど出ていませんし。
個人の趣味に合う部活を増やして、 文化祭なども開催してはとり中の文化度を上げていきませんか?
・校則に見直しについて
校則見直しは「生徒から言い出してほしい」 と以前に言われました。実際は生徒が言っても「校則だから」 とか「次々に言い出す人がでるからダメ」等、「 合理的でない謎な理屈」を言われて終わりだったりします。 ここから生徒が何を学ぶでしょう?
わざわざ、先生への不信から社会の厳しさを教えなくても、 先生への信頼から社会の素晴らしさを教えてほしいです。
校則を作った学校の責任で、 当事者である生徒の声をきいた校則見直しを進めて下さい。
「管理しやすく」「許可してやる」でなく、 権利の制限は最低限にお願いします。
学校がそんなに責任を感じなくても良いと思います。
お忙しい中、お読みいただきありがとうございます。是非とも、 以上の事を宜しくお願いいたします。
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新年度で転勤などもあり忙しい中だろうが、しっかり検討してもらえるといいな。