はとり中学校⭐︎校則問答

名古屋市の公立中学校の校則見直しを求めてのやりとり 2022年度

2月になって

3年程前コロナが流行り出す中、こちらの小学校に転校してきた。子供会も学校の集まりもなく、気軽に中学校について話せる人は居なかった。もともと人付き合いは苦手だった。

だから不安で、中学校の持ち物や制服について調べていた。

そのうち、なぜこの決まりなのか不便に思う事が出てきた。

 

中学校に問い合わせても、「校則だから」「社会ではそうだから」「そうさせてもらっている」「学校とあなたの考えは違う」

 

校則の厳しさは自分の頃もそうだったからそんなものかとも思ったが、中学生の頃の気持ちが蘇り、納得のいく説明のない校則は質問や提案を重ねていった。

 

最初は「おかしいですよ」と言われた、女子スラックス着用が実現した。

自転車ヘルメットを、学校指定歩行者用でなくSGマーク付き自転車用を使用できるようになった。

膝立ちのスカートチェックもなくなった。

校則も2月より少し変わった。

 

毎日のように、全国の学校でブラック校則の見直しがニュースになるようになった。

時代は変わってきている。当たり前になりつつある。

 

ただ、これは始まりだと思う。

2月から校則が少し変わったが、当たり前の内容だ。今までがおかしかった。

生徒としては、嬉しい所もあるだろうが、

学校側の感覚は「すごくゆるくなった。生徒が調子に乗らないか心配だ。変えてあげたんだから、それに恥じる事ないように行動しろ。また、厳しくするぞ」ぐらいだろう。

 

「これからは、生徒が校則を見直していけるようにする。良い教育機会だ」と言った先生がいた。

とても良い事に聞こえる。ただ、生徒達が話し合いで変えようとすると、とても時間がかかりすぐに卒業だ。

まず校則を作った学校が、校則を見直す責任がある。校長が認めれば明日からでも変わる。理由を合理的に説明できない校則や、校則にないルールはすぐに学校の責任で変えるべきで、生徒の学習材料ではない。

 

校則は変えられる。

このブログで説明された校則の理由に納得してはいけない。その校則の意味を考えてみて、納得いかなければ行動しよう。

友達と話したり、先生に話したり、手紙やメールを出したり。

緊張して、やりたくないけど。学校は生徒が見直せるようにしていくっと言っていた。

国からの指針。生徒指導提要にも書かれている。

yaosima.hatenablog.com

 

 

保護者の意見も届けましょう。「そんな事言ってくるのはあなた一人だけですよ」と言われても一人の意見が大事。

「自分が中学生の頃から厳しかった」って、このままじゃ孫の代までそのままだ。

子供の学生時代を大事にしてあげたい。

私もまだ、変えたい校則がある。